新潟県弁護士会

成年後見

成年後見について

成年後見問題の一例紹介

まもルンの疑問Q1. 親が元気なうちから、財産管理の対策を立てたい。

私には、70歳代後半の父親がいます。母親は既に亡くなっており、父親は、現在1人で生活しています。父親は、まだまだ元気ですが、「将来、自分が認知症になってしまったら、自分の財産の管理をどうやって管理すればよいのか。」と心配しています。元気なうちから、財産の管理について対策を立てることはできますか。

A1. 「任意後見制度」をご利用ください。

本人の判断能力がまだ十分にある時点で、将来、自分自身の判断能力が不十分になった場合に備え、自分の財産管理や介護・生活の手配の代理権を第三者(任意後見人)に与えることを契約(任意後見契約)で定めることができます。このような制度を任意後見制度といいます。任意後見契約の締結は、公証人役場で作成される公正証書によって行います。財産管理や介護・生活の手配を代理する任意後見人には、自分の家族のほか、弁護士等の専門家を選ぶことができます。

任意後見人が財産管理や介護・生活の手配を代理できるのは、本人の判断能力が低下して、任意後見監督人(任意後見人の仕事が適切に行われているかをチェックする人)が選任されてからです。

私たち弁護士は、将来、ご本人の判断能力が不十分になった場合に備えて、任意後見契約書の作成のお手伝いをすることができます。また、任意後見人として、ご本人の財産管理や介護・生活の手配をご本人に代わって(代理して)行うことができます。

Q2. 財産管理を第三者に行ってもらいたい。

父親の将来の財産管理は心配でしたが、特に何もしないでいたところ、父親に認知症の症状が現れ始め、症状は徐々に悪化しています。私は、父親が心配で、父親から預金通帳を預かり、そこから父親の自宅の公共料金を支払っています。

数日前、私の弟が、「父親の財産を管理する。」と言い出し、私が預かっている父親名義の預金通帳を渡すよう言ってきました。弟は、会社を経営していますが、「最近経営が厳しい。」と私に話していました。

私は、自分の生活費や交際費に父親の預金を充ててはいません。しかし、父の財産管理を巡って、これ以上、弟と対立することは望んでいません。既に認知症の症状が悪化している父親の財産管理を、弟や私以外の誰かに行ってもらうことはできるのでしょうか。

A2. 「成年後見制度」をご利用ください。

精神上の障害によって、既に本人の判断能力が低下した場合、判断能力低下の程度によって、家庭裁判所は、本人や親族に申立てによって、財産管理を援助し日常の監護(身上監護)を行う人を選ぶことができます。具体的には、本人の判断能力の低下の程度に応じ、後見人(判断能力がない場合)、保佐人(判断能力が著しく不十分な場合)、補助人(判断効力が不十分な場合)が選任され、財産管理を援助し日常の監護を行います(代理権の範囲は、後見人、保佐人、補助人の順に狭くなります。)。このような制度を成年後見制度といいます。

私たち弁護士は、将来、ご本人やご家族のご依頼を受け、任意後見等開始の申立てを行います。また、家庭裁判所から専任される法定後見人(成年後見人、保佐人、補助人)として、ご本人の財産管理や日常の監護を行います。

お問い合わせ先

新潟県弁護士会までお気軽に!

新潟県弁護士会 電話番号 025-222-5533

新潟県弁護士会
〒951-8126 新潟県新潟市中央区学校町通1-1 新潟地方裁判所構内
受付時間:平日9:00~12:00及び13:00~17:00

サイト内を検索する

連絡先・交通アクセス

新潟県弁護士会

〒951-8126
新潟県新潟市中央区学校町通1番町1番地
TEL.025-222-5533
詳しい情報を見る

交通アクセス

バス:新潟駅万代口から中央循環線バス乗車、市役所前下車。バス停より300m。
車:新潟駅から約10分。

新潟県弁護士会 新潟相談所
  • 弁護士を講師として呼ぼう!弁護士派遣制度
  • ひまわり基金運営委員会 人権賞
  • 子どもの悩みごと相談 毎週月・木 16〜19時
  • 中小企業の法律相談はひまわりほっとダイヤルへ
  • twitter @mamorun2014
  • ひまわりお悩み110番 0570-783-110
  • ストップ、えん罪!
  • 司法修習生の方へ
  • 東口日本大震災の被災者の皆様へ
  • 新潟県弁護士会住宅紛争審査会
  • 日本司法支援センター 法テラス
  • 公益財団法人 日弁連法務研究財団
  • 関東弁護士会連合会
  • 2016年1月16日 防災シンポジウム 動画によるご紹介
  • 2016年1月16日 防災シンポジウムご報告
  • 弁護士になろう!